クラファンへの注目度と比例して、
「自身のビジネスにクラファンを取り入れよう!」という方も増えました。
しかし一言にクラウドファンディングと言っても、いくつかの種類があります。
その種類によって、
選定すべきプラットフォームや、やるべき集客施策、ページの作り方などが変わってくるため、自社で取り組もうとしているクラファンが「どの型なのか」を整理してみることをオススメします。
こんにちは。LyRic高知利香です^ ^
noteを見て下さってありがとうございます。
さて、今回はクラファンの型についてのお話です。
型がどれにあたるかによって、
冒頭でお話しした施策だけでなく、どの事例や書籍、誰の話を参考にすればよいのかまでも変わってくるため、クラファンに取り組む前提条件として、整理してみましょう。
クラウドファンディング 6つの種類
この図を見ていただくとお分かりの通り
クラファンには、細かく分けて6種類もの型があります。
ひとつずつ説明すると長くなるので、
まずは、次の視点で分類をしてみます。
クラファンを大きく分けると、投資型と非投資型があります。
投資型は、企業がおこなう資金調達のひとつで、
特定の事業に対して、個人投資家から出資を募る形のクラウドファンディングです。金融商品のようなもので、投資に対してリターンがあったりします。
それに対して、非投資型のクラウドファンディングは、金銭的なリターンとは別の価値観を提供しているクラウドファンディングです。
非投資型のクラウドファンディングの中でも、さらに分類することが可能です。
こちらは混在して捉えられてしまうことが多いのですが、「購入型」と「寄付型」のクラウドファンディングに分けることができます。
購入型、寄付型それぞれの違い
購入型クラウドファンディング
購入型のクラウドファンディングは「モノやサービス」を前面に出しているのが特徴。
参加者は一般発売前のモノやサービスをいち早く手にして試せるなど、
そのモノやサービスが世に広まるための、最初のお客様としての応援購入という意図がメインになります。
寄付型クラウドファンディング
それに対して、寄付型のクラウドファンディングは、「社会貢献性」「プロジェクト性」があるものが多いです。
参加者がリターンとして期待するのは、自身への物理的なメリットではなく、寄付の精神や、プロジェクトに参加する意義など、精神的なものである特徴があります。
最近では、出版記念のプロモーションなどに使われるケースも増えてきているので、「寄付型」からさらに発展させて、「プロジェクト型」という言い方もした方が良いかもしれません。
いずれにしても、購入型のクラウドファンディングが、モノやサービスなどの商品を起点に展開されるのに対し、寄付型のクラウドファンディングは、人起点で展開されていく印象です。
クラファンの型によって、戦略は変わる
クラファンの型によって、プロジェクトの集客・広報戦略も変わってきます。私たちLyRicへのお問合せで困ってしまうことが多いのが、
購入型と寄付型の知識が混在しているために、
選定すべきプラットフォームや集客戦略、期待出来る効果などの情報が混ざってしまった状態のまま、クラウドファンディングの企画を進めてしまっているパターンです。
クラウドファンディングについての書籍や、情報発信をしている方も増えてきた印象ですが、どのクラファンの専門家なのかを見極めて、情報のインプットをすることをオススメしたいと思います。
お医者さんにも、それぞれ専門があるように
マーケティングやクラファンにも専門分野がある、ということを知っておいて下さい。
LyRicが得意とするクラファンの型
私たちLyRicは、
クラウドファンディングでは購入型
広告ではFacebook / Instagram広告の専門家です。
周辺知識があるので、型の違うクラファンのことも読み解けますし、
必要に応じてその他の広告を使うこともありますが
それぞれの奥深さを知っているだけに
「1件、2件、やったくらいでは分からないよね」と思っていたりします。
なので、このnoteでのクラウドファンディングは、
「購入型」のクラウドファンディングについての情報をメインに書いていきますので、その前提でご参考にして頂けると嬉しいです^ ^